水生植物が見頃になってきましたねえ。
その後のビオトープマンションの様子を見てきました。

左側にメダカがウジャウジャ

入口にはカギがかかっていました。
部外者が勝手にビオトープに入れないわけです。
中に入ると道にウッドチップが敷かれています。
池に出ると、抽水植物が繁茂し、黒メダカが泳いでいました。
池の周りにはいろいろな水生植物が植えられています。
１年目ということでまだ本調子ではないようですが、池にはアオコもなく良い状態でした。
オモダカが勝手に生えて開花し、大きなトンボが産卵に来ていました。
ビオトープというからには、こうでなきゃいけません。
石ばかりとか落ち葉ばかりとかのポイントも作ってあります。
ビオトープというと池だと思っている人に一度見てもらいたいものです。

こちら側には日淡魚

マンションは３階建てです。
８月の晴れた昼間でしたが、半分ほどのお宅は窓を開けていました。
池の上を通る風が涼しいのでしょう。
そう言えばベランダにあまりモノが置いてありません。
みなさん引っ越してきて日が浅いせいかもしれません。
でも、部屋から見える景色を大切にしているのではないかとも感じました。

池のほとりに立つマンションを見ていたら、雑誌「チルチンびと」で見たドイツのエコ住宅を思い出しました。
（運河につながる船着場があり、野鳥が住み、雑排水を池で浄化する、というスゴイものです）
せせらぎの音（人工的なものですが）と水辺とそこに集まる動植物に囲まれた暮らしというのはステキでしょうねえ。
しかも広い部屋と広いベランダがあるのですから。
まだ少しだけ物件が残っているそうです。
近所にこういう売り物があるというのは落ち着かないので、早く完売して欲しいなあ(^^;)。

('02/08/11)